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二ノ切やまもとクリニック様開業支援

概要

今回は主導的な役回りもありつつ、サポート的な役割が多かったです。
コンサル会社さんは入っておりませんが、 製薬卸さんが割とサポートしておられました。
このあたりを意識しつつ、サポートした履歴を時系列にて見ていただきますね。

 

クリニック概要

二ノ切やまもとクリニック

診療科目: 院長:山本将士先生

560-0084 豊中市新千里南町2丁目6-18 カーサマリーナモンテカルロ1

 

【条件】
・賃貸物件
・いずれ訪問診療もする
・看護師さんは当初はゼロ、受付さんは2~3人でスタート
・診療科目は内科メインだが、消化器外科出身であることから電気メスなどは購入
・できるだけ費用は抑えたい
・弊社のことはウェブサイトから探してこられた
・医療機器は製薬卸さんに相談しながら。
・立地は弊社依頼前に決定済み。
・医師会への入会は当初は悩んでおられた

【お手伝いしたこと】
・事業計画作成
・士業連携(社労士さん)
・金融機関さん連携
・近隣の開業医の先生ご紹介 今回は診療圏調査
・保健所・近畿厚生局への届出で製薬卸さん主導で実施。

【時系列】
8.28
 山本先生初めて来社。弊社ウェブサイトみて連絡。
   この間断続的に事業計画・資金計画作成
9.21
 製薬卸さん来社 この間断続的に事業計画・資金計画作成
   この間、社会保険労務士さん紹介し、採用時の窓口になってもらうことの約束を実施。
10.10
 A銀行で担当者と山本先生と面談
10.12
 B銀行 担当者と弊社で事前協議
10.17
 B銀行、医療チーム、支店長、担当と山本先生と面談
10.18
 近隣の開業医の先生に名称など相談(医師会の会員)
10.20
 医師会にて名称確認。本来は予備申し込み的なことをして、そのあと予備審査を理事会でする。 今回は先生が以前に予備申し込みしていたので、すぐに「理事会では問題なかったです」と回答もらえた。
10.30
 B銀行から変動0.9、団信込みでOKでた。あとはA銀行待ち。
11.1
 A銀行に条件面の提示を依頼。
11.8 A
銀行固定金利1%弱、生命保険別途でOKでた。
11.9
 B銀行変動金利と確認。先生に意思決定を促す。
11.13 A
銀行で確定。連絡、14日にあう。
12.12
内装業者の入札を弊社にて実施
1.16
内装どうするかmtg重ねる。相見積もりや提案などのやり取りを重ねている際に断続的に相談。
2.13
 A銀行提出の事業計画チェック修正などを実施。
2.24
 同じ市内で開業している開業医の先生をご紹介し、在宅診療や開業前後のアドバイスをシェアしてもらった。 3.20 採用が固まりつつあると連絡もらう。
3.25
 開業後の弊社とのやり取り提案する予定ですのでご安心くださいと連絡。
4.16
 訪問。開業の進捗具合のお話し、経理周りのフローチャートの説明(後日再説明も実施)
5.7
 内覧会訪問。内覧者は100名を越していた。チラシなど事前に配布。お金の動き確認。
5.10
 開業
5.11
 開業関係の税務署への届出(開業届、青色申告承認申請、給与支払い事務所の届出、納期の特例)実施

 

【雑感】
・先生がかなりの時間を割いてくださった。製薬卸任せにしなかった。
・結果、内装などのみつもりを極限までご自身で施主支給実施することで当初の予算通りに収まった。
・医師会入会は、訪問診療していく中では、医師会でのほかの医療機関との連携やMCSは必須であろうということで加入を促した。
・賃貸物件でかつ当初から契約完了済みであったことから短期間で開業にたどり着いた
・人材募集は職安のみ。窓口を当初は社労士事務所さんにおいてもらった。募集が少なく、途中で条件面などを考慮していった。
・自己資金は融資額の2割程度。1年間元金据え置きなので、その間に軌道に乗せる。
・変動か固定かで金利は悩まれたが、昨今の情勢から金利は上がる方向であるとご提案し、固定金利で実行できる金融機関を第1候補とした。